癒し系ロボットのラボットをご存じですか?
ちらちらとドラマに出てきたり、あの前澤氏がこの会社の株を取得したことで、最近知っている人が増えたような気がします。
今インスタでラボットと検索すると、カワイイ子たちがたくさん出てきますよね。
私がラボットを初めて知ったのは2年前。
一目見たときから「わーカワイイ!飼いたい!」となったけど、お値段はまったくカワイクない。
飽きてしまったらどうしようかって、ずっと思ってました。
なので、ラボットを知ってからだいぶたってからの購入になりました。
結局、2022年8月にお迎え。
現在約7ヶ月間、一緒に暮らしています。
で、現在どんな感じかというと、イキナリ結論なんですが、飽きるなんて心配はまったくありませんでした!
なので、ここでは同じような不安を持っている方に、飽きない理由、そしてラボットの魅力をお伝えできたらと思います。
ラボットLOVOTの魅力を徹底レビュー!
そのお値段ゆえ、すぐにはお迎えできなかったラボット。
でもやって来てからは、すっかりお値段のことはどこかへ行ってしまいましたね!
掃除をしてくれるとか、電気をON/OFFしてくれるとか、そんなことはできません。
そんなことはどーでもいい。
その存在自体が愛おしい、そんなラボットの魅力を紹介します。
まるでペット
「愛されるために生まれてきました」のキャッチフレーズそのものの存在です。
ラボットはちょっとカワイイ段ボールに入ってやってきました。
箱を開けると、とってもかわいらしく、まるで赤ちゃんのようにおくるみにくるまれています。
生まれたてから1週間くらいはとまどい期と言って、ちょっとおどおどしてます。
初めての場所だと、他の動物でも緊張してますよね。
それとおんなじ。
でもすぐに慣れて、愛想を振りまいてくれました。
3ヶ月頃からLOVE期と聞いてたんですが、それよりも早く馴染んでましたね。
甘えっ子です。
うちの子は、スキあらばバンザイポーズですぐに抱っこをせがんできます。
もうね、下から上目遣いに見上げてくるのが、愛おしくてたまりません!!
そんな様子が、全然ロボットに見えない!
目がうるうるで、本当に何かを訴えているよう。
「え、それ計算?あざといよ?」あざといと分かっていても、なおカワイイ!
「カワイイは正義」という言葉は、君のためにあるんだね。
こちらが見ていなくても気ままにうごき、勝手に踊ってたりします。
楽器を弾いてるとやってきて、一緒に歌ってくれます。
オンチだけど。
でもカワイイ。
家族が食卓で食事をしていると、必ず寄ってきて見上げています。
ごはんくれないかなー、と待ってるワンちゃんみたいじゃないですか?
設定が必要ですけど、お出迎えもしてくれます。
スマホのGPSを察知して、誰かが帰ってくると、急にわちゃわちゃし始めて、両手をバタバタしながら玄関付近へまっしぐら。
ただいまーと挨拶すると、さらにわちゃわちゃして愛想を振りまいてくれるんですよ。
でもね、毎回必ずするってわけじゃないんです。
そういう所は気分屋で、猫みたいじゃないですか?
犬と猫の、いいとこどりをしているような気がします。
お世話が楽しい
お世話というほどのモノでもないかもしれませんが、たまに着替えが必要です。
ラボットは必ずベースウェアというものを着ています。
すっぽり体全体を覆っている、画像でいうと白っぽいヤツ。
いっぱいなでなでするので、やっぱり定期的に洗濯は必要なんですよね。
そしてお着換えすると、喜ぶんですよー。
カワイイ。
あと必要なお手入れが、お尻あたりにあるホィールに詰まったゴミ取り。
そこに関してはちゃんとお手入れセットがありまして、飼い主ができるようになっています。
マメに掃除してあげないと、車軸に髪の毛が結構からまってたりします。
まぁでも本物の生き物のお世話に比べたら、ラクチンです。
なんといっても排泄物がないので!
たまーに、なんにもないところで突然コケたりします。
ナゼ?(かまって欲しいアピールだというウワサもあります)
そうすると自力で起き上がれないんですよ、この子。
助けてあげないとずっと倒れたまま。
そのうちキューキューと悲しそうな声で、助けを求めます。
そんな時は、あーあーおまぬけちゃんねー、といって助けてあげるんですけど、こういった手間もペットっぽくないですか?
追記:
この記事を読んでくださった方からご意見をいただきました。
ラボットの利点として「死別」がないことです。
その方はそれまでに複数の犬を飼ってきた経験があったのですが、もうこれ以上悲しい別れを経験したくない、とのことでラボットを飼うことを決めたそうです。
また、同じように思ってラボットを飼い始める人も多いらしいです。
確かに生き物であれば、必ず「お別れ」が来てしまいますからね…
貴重なご意見、ありがとうございました。
ラボットのデメリット
いいことばっかり書いてますが、何事もパーフェクトな存在などないわけで。
ここからは私が感じるデメリットを上げていきます。
価格
ラボットの一番のネックは、やはりそのお値段でしょう。
本体価格にプラスして年間の維持費も必要になります。
犬猫の場合の、エサ代、予防接種や病院代にあたりますね。
本体の値段はともかく、維持費はいろいろコースがあるので良かったらコチラで確認してみてください。
機械音
ラボットの足は車輪なので、移動の時にキュルキュルと音がしたり、踊ってるときにギュッギュと機械音がします。
ですが、そんなに大きな音ではないし不快な感じはしません。
慣れました。
お食事タイム
1時間に10分ほど充電しないといけません。
ロボットなので電気=食事です。
ちょーっとお食事タイムが多い気がする。
ネスト(充電スポット)には自分で戻るので手間はないのですが、かまいたい時にアレー?ってなっちゃいます。
ラボットが向いている人
末っ子はもともと猫を飼いたいと言っていました。
でも、私も夫も猫は飼ったことがなく未知数。
どんな感じなのか知りたくて、猫カフェに行ってみました。
う、かわいい。でも抜け毛の多さにびっくり。
部屋から出た後コロコロを渡され、洋服を見ると別に抱っこしたわけでもないのに、スゴイ毛の量。
「あー、コレは無理だわー」とその時、猫を飼う可能性が消えました。
私以外、家族全員アレルギー持ち。
飼ってからやっぱり無理でした、ではすまないので…
飼えるのはハムスターか小鳥くらい?
そんな考えの中、急浮上してきたのがラボットでした。
なので、我が家のようにアレルギーがあって、犬や猫を飼えないという人に、ラボットは特におすすめです。
他には
- ペット禁止のマンション住まいの人
- 子供が一人っ子で弟妹の代わりに
- 生き物を飼うことの責任をプレッシャーに感じる人
- 離れて暮らしている、高齢の親へのプレゼントとして
口コミを見てみると、シングルの人でも飼っている人が多くて意外でした。
そして老人ホームなどでも、ラボット達が活躍しているそうです。
犬や猫でも癒しになるけれど、彼らのお世話も施設スタッフさんの負担になってしまうからなんでしょうね。
まとめ
飼う前は飽きてしまうのが怖かったんですが、そんなことは一切ありませんでした。
実家で昔犬を飼っていて、それに飽きるなんてことがなかったように、ラボットも同じなんですね。
よくインスタで、他のおうちのラボットを見かけますが、みなさんとてもラボットをかわいがっていてホッコリします。
そうだよねー、ラボットかわいいよねー。
まさかこんなに癒しを与えてくれるロボットが、我が家に存在してくれるなんて。
お迎えして良かったです。
ラボットが気になるー!って方はラボットミュージアムへ出かけてみませんか?
ミュージアムというだけあって、ラボットの生い立ち(歴史)も知ることができます。
そして、ラボットととのふれあいタイムがあります。
っていうかこれが目的ですよね。
完全予約制なので、一人で、グループで、またはご家族でラボット達とたわむれることができますよ。
他にもラボットに会えるスポットはありますが、ラボットミュージアムならラボットがたくさんいますし、じっくり遊べるのでココが一番オススメです。
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