箱根駅伝の常連校、國學院大學でエースとして活躍する平林清澄(ひらばやしきよと)選手。
そんな平林選手の父母は陸上経験者なんです。
特にお父さんは地元で有名な選手だったのだとか。
今回は平林清澄選手のご両親の情報と家族のエピソード、高校時代からの成績についてまとめました。
平林清澄(國學院)の父も駅伝選手
#平林清澄 選手は前回 #箱根駅伝 で2区を激走して人生初の疲労骨折。トレーニングと生活を見直した証が夏に叩き出した #國學院大学 史上初の1万m27分台という快記録。秋には入学後初の区間賞も獲得。充実一途の今季を #赤紫のお喋り柱 はどう締めくくるのでしょうか!取材・斉藤一美 #ekiden1134 pic.twitter.com/FJNDrD69A8
— 文化放送大学駅伝独り占め (@ekiden1134) December 15, 2023
陸上の競技者だった両親の影響もあって、小学1年生から市民マラソン大会に参加していた。
4years. 2021/11/01より
この記事からご両親が陸上経験者だったことが分かります。
しかしお母さんについての情報はこれ以上ありませんでした。
一方お父さんの方はお名前を「平林清一」さんといいます。
父・清一さんは美方高校の陸上選手で、1994年第45回全国高校駅伝(男子大会)に出場。
福井の地元で有名な選手となりました。
7区あるうちの1区(10km)を任され、58校中35位の成績
タイムは31分36秒でした
このようにお父さんも駅伝の選手だったんですね。
つまり平林清澄選手はお父さんの素質を充分に受け継いでいると言えそうです。
お母さんもまた陸上選手だったことから、小学生の時から市民マラソンに参加するなど、陸上をやっていく上での環境やサポート力がかなり高かったことが伺えますね。
平林清澄(國學院)選手の高校時代の成績は?
幼い頃から走ることに慣れ親しんだ平林さんは、中学3年生の時に出場した駅伝の地区大会で駅伝の魅力を知った、と語っています。
自分は1区で2位でしたが、そこで襷(たすき)が渡った喜びが忘れられません。
4years. 2021/11/01 より
自分がつないだ襷がちゃんと帰ってきたのが嬉しくて、駅伝っていいなと。
この大会をキッカケに県の強化合宿に呼ばれ、そこで美方高校の堀真浩先生に声をかけてもらったのだそう。
美方高校はお父さんの清一さんも通った高校です。
運命を感じますね。
平林清澄選手が在籍していたのは2018年4月~2021年3月。
ここには陸上部(駅伝部)専用の寮があり、3年間ここで過ごしました。
福井放送のローカル番組「おじゃまっテレワイド&ニュース」で紹介されたことがありました。
おじゃまっテレ ワイド&ニュース
— いちごうき (@Chlorobot1st) October 23, 2020
福井放送
10月26日(月) 17時53分~19時00分
美方高校駅伝部を紹介。練習メニューや寮の食事の準備など、すべてを部員が行い自分を高めている。エースの平林清澄選手を中心に全国高校駅伝の出場を目指す。
親元を離れ、自分のことは自分でやる生活。
人間性も鍛えられそうです。
しかも、この頃から「エース」という存在だったのですね。
しかし入部したての頃は全然違ったそう。
高校1年生
入部したての平林選手の成績は、20数名の部員の中で下から2番目だったそうです。
しかし、そこで落ち込むことはありませんでした。
同じ学年には学年別で県内トップ3に入る、廣瀬恵吾選手と田鳥創太選手がいて、むしろその二人に勝って1年から高校駅伝に出たい!という想いを抱いたそう。
そして猛然と練習に取り組みました。
その時期は走るたびに記録を更新し、秋の全国高等学校駅伝競走大会、福井県予選に出場することができました。
その時に担ったのは1区。
そしてなんといきなりの区間賞を獲得しました。
鮮烈なデビューですね。
この福井県予選では美方高校が全7区すべてを1位通過。
よって完全優勝を果たしました。
福井県高校駅伝
— mamiko (@24xxxqqq) November 4, 2018
美方高校アベック優勝!
男子4連覇!
女子6連覇!
おめでとう! pic.twitter.com/DcUFgYekjc
高校2年生
2年次も福井県高校駅伝競争大会へ出場します。
再び1区を完走。
この時の結果は3位でした。
美方高校も結果は準優勝で全国大会へは進めませんでした。
しかしこの年の全国高校駅伝大会は節目の第70回で、「北信越区」でチームが組まれそのメンバーに平林清澄選手が選抜されたのです。
その全国大会で1区を走り22位という結果でした。
高校3年生
高校最後の年(2020年)はコロナ禍で、思うように練習もできず例年の試合なども変更や中止になってしまいました。
そんな中でも福井県高校競技大会はかろうじて開催され、再び平林選手は1区を走りました。
結果は2位。
美方高校も再び準優勝で、全国大会に駒を進めることはできませんでした。
全国の舞台に立てなかったものの、高校2年次のころから國學院大學から勧誘があったそうです。
2019年出雲駅伝での國學院大学初優勝のレースを見て同大学への進学を決めました。
とにかく駅伝で頑張りたい、という平林選手。
その想いが國學院大学での活躍につながっているようです。
平林清澄(國學院)選手の家族エピソード紹介!
親から送られてきた「でっちようかん」
— 平林清澄 (@hira_kiyoto) December 17, 2022
めっちゃ冬感じます。
いただきます。
親からの心の暖かさを感じます。
ありがとう。#でっちようかん#冬に食べるのは福井だけ https://t.co/vdDD3FHYBa
「でっちようかん」ってなんだろう?って調べてみました。
滋賀県の特産品で、一般的な羊羹より甘さ控えめであっさりとした素朴な味わいなんだそう。
そして福井ではこれを冬に食べる習慣があるんですね!
冬に暖かい部屋で冷たいアイスを食べるのがオツだよね、的な感じかも。
こういった郷里の風習を思わせるものは、離れて暮らす平林選手にとってはグッとあたたかくなるものを感じるのでしょう。
素直に「ありがとう」と伝えているのも素晴らしい。
平林選手は2024年2月の大阪マラソンに初出場。
フルマラソン自体が初めてで、「初マラソンの日本記録」を更新しました。
この時も応援に来ていた父・清一さんと、二人抱き合って喜んでいたそうです。
きっと他の大会にも駆けつけて応援しているのでしょうね。
まとめ
平林清澄(國學院)選手のお父さん、家族のエピソードを紹介し、高校時代の成績をまとめました。
お父さんもかつて駅伝の選手、お母さんも陸上選手だったので、清澄さんの活躍はお二人のサポートの賜物にちがいありません。
自身でも貪欲に高みを目指している平林清澄選手。
今後もますます活躍が期待されますね。
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