2024年夏ドラマとして放送の「西園寺さんは家事をしない」のネタバレ、独自の感想を綴っていきます。
まだご視聴なさってない方、ネタバレNGな方はご注意ください。
2024年9月10日放送 第10話 「別居を選択⁉️偽家族最後の日々と嘘」
楠見(松村北斗)に「この家を出ていってほしい」と告げた西園寺さん(松本若菜)。
「西園寺さんは家事をしない」公式HPより
その理由は高齢の父・康平(浅野和之)を賃貸部分に住まわせるためだという。
それを聞いた楠見は、退去に同意。しかし、ひとつだけ気がかりなのはルカ(倉田瑛茉)のことだった。
“偽家族”が大好きなルカは寂しがるに違いない……ところが、西園寺さんは至ってポジティブ!
別々に暮らすことになっても、“偽家族”は続くのだという。
その言葉にルカも納得し、“偽家族”の新生活&新形態に向けて、笑顔とワクワクに満ちた楠見家お引越し計画が始まる!
しかし、ワクワクな空気の中には、隠しきれない寂しさが漂っていて……?
10話の3ポイントの感想をまとめました。
前回9話のラストで
「楠見くん、この家から出てって欲しい」と西園寺さん。
なんでそうなる⁉️
と、全視聴者が思ったでしょう。
そして10話の冒頭でそう言った理由はすぐ明かされました。
出ていって欲しいと言ったのは、年老いた父親を身近に置こうと思ったから。
あーなるほど、そういう理由ね。確かにケガしちゃったし心配になるよね。
なんて、楠見くん同様ころっと私も騙されましたね。
別居しても偽家族は続くと、あくまでポジティブな西園寺さん。
楠見くんは西園寺さんの勢いに飲まれてたけど、イヤイヤ、距離のある偽家族ってかなり無理なのではー?
西園寺さんが楠見くんへの気持ちに素直になれないのは、2つ理由があると思ってます。
2つとも西園寺さんの心に中の大きな影になってしまってますよね。
西園寺さんと楠見くんが、ルカちゃんの気持ちを一番大事に想っているからこそ、お互いの気持ちの一歩手前で留めている最高に切ないシチュエーション。
10話の最後に「出ていって欲しい」の理由が真っ赤な嘘だったと楠見くんにバレて、怒涛の言い合いからの不思議な告白につながるわけですが。
こんな告白シーン見たことない!笑
見事な掛け合いで真剣勝負!
松本若菜さんと松村北斗さんで本当に良かったなー
それにしても、これはどうすればパッピーエンドになるんでしょうか。
引っ越しにあたりベビーシッターを探しまくる楠見パパ。
その中に恐山でイタコをしていたという超レアな経歴の持ち主の川口美代子さんが登場。
これがなんと大女優・高畑淳子さんでした。
もうね、やっぱり彼女が出てくる時点で「何かある」と思っちゃうわけですよ。
そして楠見邸から立ち去る際、お隣の「Saionji」の表札を凝視していましたよね。
これはズバリ、川口さんは西園寺さんのお母さんでしょ!
ネットでも同じように考察する人多数!
あと残すところ最終回しかないのにどうする⁉️
西園寺さんの中の母親へのモヤモヤを晴らしてあげたいけど、楠見親子との決着も残っているし一話で足りるのか超心配!
「西園寺さんは家事をしない」で確実にキーパーソンである楠見ルカちゃん・4歳。
それを同じ年齢の倉田瑛茉(くらたえま)さんが演じています。
ドラマが始まった当初から
とメロメロでした。
亡くなったママを想って楠見パパに泣きつくシーン。
西園寺さんに「パパを好きにならないで」と懇願しながら泣くシーン。
泣きの演技も本当に自然で、齢4歳がどうしたらこんなできるんだろうと感心しきりでした。
そして10話でも引っ越しに伴う寂しさを感じ取って泣くシーンがありました。
でも今までの泣きのシーンと全然違ったんです。
「ルカ、あしたもとうもころしやりたい」から「あしたのあしたのあしたもやる」と、どんどん本当の自分の気持ちに気づいて泣き出し「チワワいらない、とうもころしがいい!」
からの大号泣。
この約2分間は完全に倉田瑛茉さんの一人舞台でした。
しかも見ていて全然お芝居に見えないんですよ。
え、どういうコト⁉️
4歳であんな演技ができるんですか?できるもんなんですか?
正直ちょっと怖くなったくらいです。
「西園寺さんは家事をしない」はこの倉田瑛茉さんがいなかったら成立しなかったのではないかと思わされるほどです。
きっと今後もドラマや映画で出演しまくりそう。
「西園寺さんは家事をしない」の10話ネタバレ感想でした。
想像もできない形での告白シーンも見ものでしたが、なんといってもルカちゃんの泣き演技に驚かされました。
今回は高畑淳子も登場。
松本若菜、松村北斗に高畑淳子という実力派俳優が揃って、しかも未来の実力派俳優の片鱗を見せた若干4歳のえまちゃん。
なんとも贅沢な10話でした。