2024年9月に行われている兵庫県の百条委員会。
パワハラやおねだり疑惑を内部告発された斎藤元彦(さいとうもとひこ)知事が、証人尋問されています。
その百条委員会で委員長を務める奥谷謙一(おくたにけんいち)議員に「偉そう」「パワハラ」との声が挙がっています。
どういったことなのでしょうか?
今回はそういった声を紹介し、まとめています。
2024年3月末、元県民局長だった男性職員Aさんが斎藤知事のパワハラなどに関する内部告発文書を報道機関に送付したのがことの発端です。
斎藤知事はこの告発文書の内容を虚偽とし、このAさんを異例の速さで懲戒処分に。
しかし一部の県議らは内部告発文書の内容は信用性に足るとして、偽証には罰則のある百条委員会を開くことを決定しました。
この百条委員会に証人として出席する予定のAさんでしたが、7月にお亡くなりになっています。
「自死を持って抗議する」という遺書を残して。
そして兵庫県議員である奥谷謙一氏が、今回の百条委員長を務めることになりました。
百条委員会では奥谷委員長が、斎藤知事やその側近の議員たちを相手にビシビシと追求する姿がテレビなので映し出されています。
しかし、その態度や物言いを問題視する意見が多々ありました。
動画を見ると確かに語気が強めだし、相手の話しを遮る場面もあるので、コトのあらましを全く知らない人が見たら奥谷委員長の話し方はとても高圧的に見えるかもしれません。
「偉そう」「パワハラだ」という意見の一方では、こんな意見もあります。
- 全然問題ないレベル!
- これくらい言わんと保身的な発言しかせんやろ!
- 尋問だから当たり前
- 亡くなった職員が受けたパワハラに比べたらただの質問!
- 百条委員会の議事開始から見ていればわかる。厳粛に「宣誓」したはずなのに、実質答弁拒否で宣誓にもとる行為だからだ。
兵庫県民以外でも、多くの国民が気になっているこの一件。
特にこの百条委員会はテレビでも生中継され、ネットでも生配信されていてとても注目度が高いことが分かります。
ただ百条委員会は時間的に長いし、一連の事象の背景も複雑です。
一部だけの様子を見て判断、断定してしまうのは危険なのでは?と思いました。
2011年に司法試験に合格し、神戸中央法律事務所に所属。
2015年に兵庫県議会議員選挙にて初当選。現在2期目。
若くして当選し、現在百条委員会の委員長を務めあげている手腕の持ち主です。
そのうち国政にも進出するかも。
斎藤元彦知事に対する百条委員会で、少しずつですがコトの全貌が見えてきてる気がします。
正直、斎藤知事の答弁には常識的に、または人道的に甚だ疑問を感じてしまいますね。
しかもそれをかなり淡々と冷静に、平然と答えているように見えるので、奥谷委員長の苛立ちも分かります。
しかし、感情的になったら負けだと思うんです。
これからも百条委員会は続くので、奥谷謙一委員長にはぜひ冷静に頑張っていただきたいですね。