土曜夜10時から日本テレビにて放送の「最高の教師 一年後私は生徒に■された」ドラマのネタバレ、感想をレビューしていきます。
まだご視聴になっていない方、ネタバレNGという方は読まないでくださいね。
第7話「『向き合う』ことを恐れる貴方へ」
最高の教師7話ネタバレ!
鵜久森の葬儀
2023年10月7日、鵜久森が亡くなってから3日、学校で起こった悲劇と有名人・瑞奈ニカが通っているということもあり世間の注目を集め、教員たちはその対応に追われている。
しかし里奈はショックのあまり、出勤できずにいた。
それでも重い足を引きずり鵜久森の葬儀に出かけると、思いがけず鵜久森の母・美雪に声をかけられる。
なんと言って責められるかばかり考えていた里奈に、美雪は意外な言葉を発した。
あの子が笑って学校へ行ける日々を作ってくださって、本当にありがとうございました。
鵜久森叶は今まで里奈が叶に全力で向き合ってくれていたことを、すべて美雪に話していたらしい。
「先生は私の人生を変えてくれた、最高の教師」と。
でも、母は知りたかった。
「あの子は、なんでこんなことになったんでしょうか?」
「やっぱり運命って変えられないのかな」家に帰って里奈は蓮にポツリと尋ねる。
「たった一回そうなっただけのことを結論だと思うな。だからこれを運命だって決めつけちゃダメだ」と力強く応えた。
美雪と蓮の言葉に押され、鵜久森叶の死の理由を解明するために、里奈は前を向くのだった。
魂の授業
10月10日 久しぶりに里奈が出勤すると、職員室では警察の見解と同じく、鵜久森の死を『事故もしくは自身で選んだこと』と結論づけようとしていた。
里奈は4月、鵜久森がいじめ裁判にかけられている映像を教員たちに暴露。
しかしその後、鵜久森はそんな状況と戦い、力強く生きていたのだと説明した。
「大人が見ている世界だけで、結論づけるべきではない」里奈はそう訴えた。
D組の教壇で、里奈は訴える。
「この件を、単なる事故や彼女の責任で終わらせてはいけない」
鵜久森に起こった真相を、D組、いや学校全体で真剣に向き合っていくべきだと。
「都合のいい結論に目をそらして、過去に変えてはいけない。私たちには考える責任がある」
里奈の訴えにはじめに応えたのは東風谷。
「私も真相を知りたい」
阿久津、瓜生、向坂、江波、栖原、瑞奈、眉村、日暮、生田もそれに続いた。
「最もやってはいけないのは、彼女を憶測で語ること。あのせいだと思う。あの人が関係してるだろう。あれが原因に違いない。~思う、~だろう、~違いない、その言葉で彼女を語ることは、言葉を失ってしまった人への冒涜だと思いませんか」
D組としてどうすべきか、みなさんで話し合ってくださいと言って、里奈は教室を去る。
教頭として、教師として
その頃教頭は校長と電話で話していた。
警察の見解通りに処理をうながす校長。
電話のあと教頭ははじめて強い憤りを見せていた。
そこへ里奈がやって来て、今後のことを話し合う。
「先程のホームルーム、響きましたよ久々に」と教頭が言う。
D組のホームルームは里奈の仕掛けたカメラで全教員が見守っていたのだ。
「話をして思い出しました。私がなんで教師になったか。先生かっこいいって生徒たちから言われたかったんです。ただ、それだけだったんですよ」
D組では生徒同士の話し合いが続いていた。
一番のネックは推薦組の反対意見。
鵜久森殺害の犯人が、学校にいるかもしれないという状況が、自分たちの推薦に悪影響があるのではないか、という不安。
同じく推薦組の蓬田建斗(夏生大湖)が
「向き合うべきだと思った。未来がどうなるかはわからないけど、自分の未来のために大切なこと知らないふりした自分を、オレは許せる気がしないから」
とサッパリした顔で言い切った。
記者会見
覚悟を決めた教頭と教員たちがD組の教室へ。
東風谷が言い出そうとすると教頭はそれを制し
「生徒がすべきことは考える、までです。責任を背負うべきは我々大人です」
そう言うと、教員たちは深々と生徒たちに頭を下げた。
「今回の件、学校として向き合わせてください。お願いします」
記者会見に同席しようとする里奈に、教頭はキッパリ断り一人で会見に望む。
大勢の記者とたくさんのカメラの前、たった一人で対峙する我修院教頭。
「現状の見解で結論とするのは時期尚早だと判断しました。我々は全力でその理由と向き合いたいと思います」
「私がお伝えしたかったのはたった一つ、この学校が本件について本気で向き合う時間を作るためなら、私はなんでもする、ということです」
浜岡修吾、再び
その夜帰宅した里奈は、改めて鵜久森の死を実感し後悔の言葉を吐いて、蓮の胸で泣いていた。
蓮はだまって支え続ける。
一方東風谷の家には意外な訪問者が。
遅い時間にもかかわらずやって来たのは星崎だった。
訝しげな東風谷に星崎が見せたのは、鵜久森が渡り廊下から落ちてしまった日の登校時間に撮った校門の映像。
そこに映っていたのは鳳来高校の制服をまとい、生徒のふりをして登校している浜岡修吾(青木柚)の姿だった。
最高の教師7話 感想・考察
向き合うということ
今回は謎解きというより、がっつりメッセージ性をこれもかぁって押し出してるように思いました。
もちろん鵜久森さんの死で悲しいのだけど、都合の悪いことをなかったことのようにする現在社会の悪習に立ち向かう生徒たち、教員たちの覚悟と勇気に震えて泣きました。
特に教頭!かっこよかったですね!
まさかこんなかっこいいキャラに変身するとは思いませんでした。
会見めっちゃかっこよかったです‼️終始 怪しんでしまい、申し訳ありませんでした #最高の教師 pic.twitter.com/2qEu1O5WM7
— ほしいも (@__O6n) September 2, 2023
おばちゃん、最高の教師のドラマが好きだわ
— 無責任パンダ@旅女、ダイエッター (@WoShDBUTJ8EMBm5) September 2, 2023
「荒川良々がひたすらに格好いい👍」というツイートを見て、おばちゃんも同感だわ!彼は、まさに「最高の教師」!👨🏫🎉
今回、教頭が主役だとは、一本とられた!!毎回日替わりで生徒が主役だったのに教頭とは🏫📚#最高の教師 #荒川良々 🏫📚 pic.twitter.com/cx1nZyfkkQ
同じ意見の人がたくさんいるようでうれしいい。
本当に今回は教頭回でした。
教頭なんて脇役くらいにしか思ってませんでした。
ごめんなさい。
もちろん魂の授業、九条先生の言葉もぐさぐさと心に重くのしかかってくる回でした。
九条先生の喋りはいつも淡々としていているのに、この魂の授業のようにずっしりと感情が言葉にのっていて、改めて松岡さんすごいなーと思ったのでした。
見ているときはそんな感想などなく、ただただ引き込まれていましたが。
犯人の影
今回はそのまま生徒が立ち向かう、教師が向き合って常識を変えていく!で終わるかと思いきや、最後の最後で爆弾投下です。
相変わらずやってくれます、「最高の教師」。
星崎が撮影したという、鵜久森が転落死した日に登校していた部外者の浜岡修吾。
わざわざ鳳来生徒に化けて潜入していることから、怪しさMAXです。
そりゃあ一気に犯人候補にあがりますよね。
でも浜岡だとしたらなぜ鵜久森さんともみ合っていたのかが謎。
やっぱり前回考察したとおり、鵜久森さんと廊下でもみ合っていたのは星崎。
それはSDのたぐいの記録媒体を奪おうとしたため。
SDには化学準備室で東風谷さんと鵜久森さんの秘密の会話が録画されていたからー
としか思えないんですよね。
だめだ、話数を重ねれば重ねるほど奥平大兼くん演じる星崎くんが怪しく見えてしまう…そもそもあの映像はカメラを仕掛けてて撮ったの?なぜ?どうしてそこに?って話だし、東風谷さんに1番最初にあの映像見せたのも“誰にあの映像を見せたら展開が面白くなるか”を考えてそうに思えて…#最高の教師
— ⓜⓐⓜⓤ (@______mamu_) September 2, 2023
じゃあなんで浜岡が生徒のふりして学校に来たのか?
また謎が増えてしまいましたね。
もうまた土曜日が楽しみでなりません!
最高の教師7話ネタバレ・感想まとめ
多くの人がつぶやいているとおり、涙腺崩壊の回でした。
最高の教師、盛り上がってますね~
結末がとても気になるけれど、楽しみすぎて終わって欲しくないです。
最近のドラマって元々人気のある漫画だったり小説だったりを映像化したものや、視聴率が良かったからパート2を作った感じのものが増えていて、日和った感が否めなかった。
大きく言ってしまえばこの「最高の教師」も「3年A組」の後継番組なのかもしれません。
でも「3年A組」はほぼ学校で完結していたのに「最高の教師」では学校を中心に、主人公・里奈の家庭や友人関係も使われていて幅が広がってます。
オリジナル性に磨きがかかって、前作をさらに上に行こうとする気合が感じられるのです。
まさにドラマの中で言われている「本気の覚悟」が制作にも感じられます。
その本気の覚悟、応援したいです。
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