2023年秋ドラマとして10月スタートの「いちばんすきな花」のネタバレ、独自の感想を綴っていきます。
まだご視聴なさってない方、ネタバレNGな方はご注意ください。
10月19日 第2話 4人をつなぐ忘れ物…交換ノートと同窓会
いちばんすきな花2話 あらすじ
小学校の同窓会に参加した潮ゆくえ(多部未華子)は、当時仲の良かった友人の結婚式に自分だけ呼ばれていなかったことを知る。
その後、実家に帰省したゆくえは母のみきこ(神野三鈴)から、同窓会でどうせ愛想笑いをしていただけだろうと言われ、さらに、みきこから人間に一番必要なのは社交性や愛嬌、気配りだと言われるのだが、ゆくえはいまいち納得がいかない。コンビニのバイト終わりで帰ろうとする佐藤紅葉(神尾楓珠)は、バイト仲間たちが自分のイラストを褒めておけばシフトを代わってくれると話しているのを聞いてしまう。
だが、紅葉が彼らを責めることは無い。
春木椿(松下洸平)が実家の花屋に帰宅すると、母の鈴子(美保純)と弟の楓(一ノ瀬颯)が出迎えた。椿の新居での生活を尋ねる鈴子に、椿は結婚はしないと告げる。友人の結婚式に参加した深雪夜々(今田美桜)は新婦の両親への手紙に涙ぐむが、帰り道、他の友人たちに感動している演技が上手いと言われてしまう。
彼女たちは感動の強要と醒めていたのだ。
夜々は、そんな友だちと話を合わせるが…。公式HPより
夜々がアパートに帰ると相良大貴(泉澤祐希)がいた。
恋人ではなく「友達からで良い」と言う相良に、夜々はなぜ友達の方が格下のような言い方なのかと告げて逃げる。
夜々が公園に入るとそこには、紅葉がいた…。
いちばんすきな花2話ネタバレ・感想
相良ヤバいやつ認定
1話でも視聴者を思いっきり引かせた相良でしたが、さらに上回ることをしでかすとは。
夜々の帰りを自宅前で待ってるなんてすでにストーカーじゃん。
しかもいきなり「大丈夫だよ」発言。
は?なにが?
続いて「友達からでいいよ」謎の上から発言。
イミわかんない。
トドメに紅葉に「この子ね、顔がいいだけだよ」と夜々のことをディスる。
ちょっと悪役すぎて、逆に泉澤さんが気の毒になってくるレベルです。
夜々の職場環境がこの後心配なんですが、相良は紅葉のこと夜々の彼氏認定したんでしょうか。
悪態ついてたから、もう諦めたかな。
今後この相良くんにも共感できるようなエピソードが用意されてるんでしょうか?
でもなぁ、
もうやっちゃったことがイタすぎて何を持ってきても、挽回できないような気がする。
夜々の場合
友人の結婚式で新婦から両親への感謝の手紙。
出席者としていた友人たちは感動の押し売りと言って冷めた様子。
家族内でやればいいもので、他の人に披露するものじゃないと言う友人たちの言い分も分かる。
年配者にはウケがいいのかな。
一般的にまだやってるんだ?と思ったけど。
でもここはそれがポイントじゃなくて、夜々が演技上手いねって言われちゃったことよね。
自分が感動したなら素直にそう言えばいいのに周りに合わせちゃう。
交換ノートのくだりでもハッキリ言ってたけど、嫌われたくないからがんばって周りに合わせるって。
多かれ少なかれ、人と接してると必ずそういう場面ってあると思う。
その場では無難にやり過ごしてそれでもやもやするんだけど、その後気のおけない友達とかに話を聞いてもらって消化してたなぁ。
夜々にはその気のおけない友達がいないんだね。
1話での春木家でのトラウマトーク。
ここで本音を言ったとき、3人が自分と同じ要素を持ってること、真面目に話を聞いてもらえたことが
うれしくてまた春木家に行ったんだろうな。
想像力?妄想力?
紅葉がゆくえを電話で呼び出ししたとき、ゆくえは椿が怒ってると勘違いして謝罪に向かうことに。
ゆくえはなんで椿が怒ってると思ったのか?
二度目はない、と言ってた椿の家に呼び出されたのはもちろんだけど、紅葉もちゃんと説明してないんだろう。
まぁ説明難しいよね、あのシチュエーションの説明は。
「いいから来て!席空いてるし!」みたいな適当なことを言われたのかな、ゆくえは。
なんてことを想像して楽しめたりする。
1話の結婚指輪を埋めてアイスの棒をさしてあるのも、結局椿は破局したことを3人に伝えたのかどうかハッキリしてなかった。
けど、今回、夜々が服装について聞かれて「結婚式の帰りで…」って説明したら椿が「結婚式…」と落ち込む様子からあわてて「ウソです!普段着です!」って取り繕うとしてた。
あれは椿の破談を知ってたから気をつかったのね。
あの服を普段着というのはムリがあるけど。
どんな風に伝えた結果のあの「オクサマ」棒だったのか。
気になるけど想像するしかない。
家主でもないのにゆくえを招待する紅葉
バイト先でイラストを褒めておけばシフト代わってくれる便利な人扱いされたのに、「今度似顔絵かいてあげる」とやさしい紅葉。
普通なら、というか私ならちょっとムッとしてるだろうな。
絶対「似顔絵書いてあげる」なんて言葉は吐かない。
根っからのいい人なんだろう。
4人のお茶会のあと一人残って片付けの手伝い。
緊張した感じが全くなく話してるんですよ。
すっかり椿になついてる。
ゆくえのことも「ゆくえちゃん」と呼んでて、電話するときも躊躇がなかったしなついている様子。
末っ子キャラなのかな。
春木家を出る時、また4人で集まるためにイニシアチブを取ります。
忘れ物を置いていく。
椿も了承。
なんだよ、すっかり仲良しじゃん。
ホッコリポイント
- 夜々と紅葉 そしてゆくえも春木家の玄関先で「オクサマ」に向かって拝むのが可笑しい。
え?儀式?(笑) - 同じく春木家の前で
紅葉「はじめまして」
椿「いや、2度目」
夜々が強めに「はじめまして」
椿「3度目」 ここでくすっと笑えるのなんでだろう - ゆくえのお土産をみんなで分けっ子してるところがジーンとほっこりした
みんなやさしい
希子の状況
希子は不登校らしい。
不登校という言葉を使わずに、それを会話だけで表現してるのがスゴイなと。
「不登校」って言ってしまうとどうしてもマイナスなイメージも一緒に伝えてしまうよね。
全然悪いことをしてるわけじゃないのに。
だから使いたくなかったんだろうな。
希子「勉強だけしてればいいなら行くのに」
穂積「同じクラスです。初めて顔見ました」
ゆくえ「席があるなら行っても行かなくても大丈夫だよ」
名言吐きの椿さん
「同じもの見たからって、みんな同じ感情になってたら気持ち悪いですよ」
「言っちゃダメなことはたくさんあるけど、思っちゃダメなことはないです」
まさにそれはそうで、こんなふうにドラマで言語化してくれたのがなんだかうれしかった。
名言担当は椿さんなのかな。
1話に続き、今回もラストが春木家。
なんと婚約者・純恋が現れた!
それにしても勝手に鍵が開けられるシーン、怖かった!
ピンポン鳴って、「え?ホントに忘れ物?」って椿が3人のだれかを想像してちょっと笑顔になりつつ向かった玄関で
外側から鍵が開くって怖!
こんなふうにも感情が揺すぶられるとは予想外。
ユダンもスキもないよーこのドラマ。
いちばんすきな花2話ネタバレ感想まとめ
なんとなく心に漂ってる思いを、優しくすくいとって見せてくれているドラマ。
この2話でもう毎回春木家で4人集まるのが決定ね。
今までなかった感じで感情が揺さぶれるので新鮮で面白いけど、ただ4人の語り合いだけじゃ間がもたないような。
今後、なにかが始まって欲しい。
せっかく椿の弟も出てしたしね。
でもセリフがたった一言だったね。
ゆくえの妹もいるのだし、個人的にはもっと中心にからんでくる展開希望。
そしてそして!相良も純恋もでてくるなら赤田も出てきてー!
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