木曜夜9時テレビ朝日にて放送のハヤブサ消防団4話のネタバレ感想をレビューしていきたいと思います。
ネタバレを含むので、まだ見ていない方、ネタバレされたくない方はご覧にならないでください!
第4話「恋の蛍」
ハヤブサ消防団4話ネタバレ!
4件の火事
ハヤブサ消防団のメンバーで夜回りする。
この時話にでたのはやはり賢作の家の火事のこと。
これでハヤブサでの火事が4件になった。
- 山田崇彦
- 富岡和夫
- 波川志津雄
- 山原賢作
ハヤブサの中に犯人がいる可能性が高いーーそんな苦い思いを抱く一同だった。
翌日父親の七回忌のため、三馬は随明寺に赴く。なぜが勘介も一緒に。
そこで三馬は偶然あることに気がついてしまう。
はじめに火事になった3件の檀家の寄進額が、他とは桁違いに高額だったのだ。
ツチノコアドベンチャー
編集者の中山田との電話中、三馬はがく然としてしまう。
中山田は消防団のメンバーと連絡を取り合っていて、そのおかげで三馬よりもハヤブサの情報通になっていた。
それによると、三馬の脚本で撮る町おこしドラマはとっくに中止になっているという。
真相を知るべく三馬は立木をさんかくに呼び出した。
立木は謝罪するが、嘘をつかれたことに憤りをかくせず2人は険悪になってしまう。
町役場に務める森野洋輔(梶原善)によると、町長の村岡信蔵(金田明夫)は町おこしドラマの代わりにツチノコ捜索会をやるという。しかも各地区の消防団員はそれに参加せよとのことだった。
ツチノコ探索会当日、賢作は町長の秘書になった甥っ子をつかまえて、とある話をもちかける。
探索会には参加しないが、顔を出しにルミナスソーラーの営業スタッフ・真鍋明光(古川雄大)も来ていた。
町長とはすでに顔なじみのようで、とある空き地で太陽光発電に利用することが町議会で決まったばかりだった。
この調子では町中がソーラーパネルで埋まってしまうことを危惧する団員たち。
三馬も真鍋が外部の人間でありながら、すっかりハヤブサ地区に溶け込んでいることに大いに疑念をいだく。
一方立木は、町おこしドラマの再考を町長に直談判していた。
村岡は一切聞く耳を持たず、それどころかそばにいたハヤブサ消防団員たちに「ポンコツ軍団」と言い放ち帰ってしまう。
ルミナスソーラーの影
三馬は再び寺を訪れた。他に高額の寄進をした人がいないか確かめるためだ。
もしいれば、今度はその家が放火される可能性が高い。
さらに三馬は火事にあった家の人の話を聞き、とある地図を作成した。
火事にあった人たちが持っていた土地や山はピンク色。
火事により生活苦になり、やむえずルミナスソーラーに土地を売ってしまった。
寺で調べた結果、火事にあった家以外に100万円以上の寄進をしたのは5件あり、その5件が持っている土地、山を水色に塗ってみる。
この5件もルミナスソーラーから土地売却の話を持ちかけられている。
もし水色の土地も売却してしまうと、ハヤブサのほとんどがルミナスソーラーの持ち物になり、ソーラーパネルを敷き詰められるということだ。
この話を勘介にすると、勘介が真鍋を疑いながらも「いくらなんでも土地を売らせるために放火なんてするかな」と慎重だ。
「探偵ハヤブサの事件簿」決定
三馬以外のハヤブサ消防団員は、とある計画を練っていた。
ハヤブサ町おこしドラマを中止させられ、村岡町長独自のアイデアであるツチノコ探索に協力させられ、挙げ句「ポンコツ」呼ばわりされたことに怒っていた。
町長の秘書である賢作の甥っ子を使って、村岡町長の不正行為を調べ上げたのだ。
ハヤブサ消防団はみごと村岡町長への脅迫説得に成功し、ドラマ制作を決定させた。
正式タイトルは「探偵ハヤブサの事件簿」脚本は三馬太郎、監督は立木彩だ。
さんかくで三馬や立木を含めて祝杯をあげたその帰り道、2人で夜道を歩いていると急に雷雨に襲われてしまい、三馬の家に避難する。
一晩三馬の家に泊まることになった立木。
就寝していると三馬は中山田からのメールで起こされてしまった。
緊急にリモートミーティングをしたいらしい。
そんな内容を読んでいると、ふとすぐそばに佇んでいた立木に気がついた。
じっと三馬を見つめる立木。
三馬は吸い寄せられるように近づいてそのままキスをした。
教団関係者
翌日、先に起きた三馬がいそいそと2人分の朝食の支度をしていると、また中山田からのメールが。
逡巡するも三馬は中山田とのリモートミーティングを始めた。
いつものおちゃらけた雰囲気が一切ない中山田が言う。
立木綾はアビゲイル騎士団に入信しているというウワサがあると。
教祖と幹部が信者12人を拷問して殺害したという大事件を、アビゲイル騎士団は過去におこしていたのだ。
その事件後にその教団は解散させられたが、熱心な元信者たちは依然活動を続けており、立木は幹部候補だったというのだ。
おまけに教団をPRする映像は立木が撮ったものだと。
「念のため、立木綾さんには近づかないことをおすすめします」中山田はしめくくった。
唖然として三馬はつぶやいた。「手遅れです」
ハヤブサ消防団4話感想・考察
火事になる家の共通点
やっと放火犯へつながるヒントがでてきましたね。
お寺への寄進額が高額、つまり土地持ちのお宅だということ。
どのお宅もルミナスソーラーへの土地売却を求められ、始めは断ったものの、火事になってしまったことでやむなく手放しています。
ただ勘介が言うように、土地が欲しいからって放火するか?って感じですよね。
残り5件のお宅も同じように火事にあった結果、ルミナスソーラーに土地を売りましたってなれば警察だって疑うし、誰だって「ルミナスソーラー=怪しい」になります。
要は安直だってことです。
でも始めの3件火事になったお宅の土地は、実際にルミナスソーラーのものになっちゃってるんですよね。
そこで思ったのがアビゲイル教団です。
実はルミナスソーラーは教団の隠れ蓑で、ソーラーパネルのためというより教団の拠点としてハヤブサの土地を狙っているのでは?
カルト教団という位置づけなので一般人や警察に疑われようが、構わないという態度かも。
立木もハヤブサのドラマを撮りたがっていますし、これも教団PRの映像のつもりなのかもしれません。
真鍋も教団関係者だと考えるといろいろ合点がいきます。
あの不気味な雰囲気をたびたび漂わせているし、3話では謎の集団の近くにいましたよね。
立木と真鍋でハヤブサ乗っ取りを企てているのではないでしょうか?
三馬と立木の関係
そうするとなぜ立木は三馬と関係を持ったのでしょう?
ハヤブサPR映像を撮るのに利用できそうだったから?
お互い好印象を持っている感じの描写は確かにありました。
三馬は好意を持っていたからこそ、立木にウソをつかれて大いに落胆して怒ってましたし。
でもそれにしても、くっつくの早すぎーって思っちゃいました。
急展開すぎ。
LONE要素はこのストーリーの主軸じゃないからかな、とも思いましたが、もうちょっと深い仲になるためのエピソードが欲しかったなと思います。
あ、でもこれもまともな恋愛ではない、という布石なのかも。立木は怪しい。
ラストに見せる衝撃事実
3話でもラストシーンで謎の老婆と謎の写真の女性と立木との関係性を初めて見せるという、ちょっと驚く場面がありました。
今回の4話でもラストで立木はカルト教団・アビゲイル騎士団の信者かもーーという匂わせで衝撃だったんですが、3話のあのシーンがなければ今回のラストがもーーっと衝撃だったはず。
ちょっともったいなかったかなーと思いました。
ハヤブサ消防団4話まとめ
4話も盛りだくさんでしたね。
急展開した三馬と立木の恋愛模様。
と思った途端、立木のカルト教団疑惑浮上。
ここからどういう道筋で放火犯へとつながるのか?
放火犯へ近づいているのか、遠のいているのかそれさえ分からない模様。
どんでもなく複雑な理由が隠されているような気がして、さらに怖くなってきました。
そもそもなぜハヤブサが狙われたのか?
立木がハヤブサに拘る理由も気になってきました。
もうホッコリできるようなシーンはないんでしょうか?
だとすると、すごく淋しいです。
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