土曜夜10時から日本テレビにて放送の「最高の教師 一年後私は生徒に■された」ドラマのネタバレ、感想をレビューしていきます。
まだご視聴になっていない方、ネタバレNGという方は読まないでくださいね。
第4話「拝啓、世界に居場所が無いと思う貴方へ」
最高の教師4話ネタバレ!
二度目の人生を告白
「私ね、二度目の人生なんだ」里奈の思いもよらない言葉に、夫・蓮はひるまなかった。
むしろ合点がいったと言う。
蓮は書斎奥に貼ってある、里奈の生徒たちに関する未来のメモを見ていたのだった。
むしろ、このとんでもない話を信じる蓮に里奈の方が戸惑う。
里奈に寄り添うと決めた蓮を信じ、2人で現時点の状況を整理する。
江波への忠告
2023年7月6日
東風谷の提案で週末、東風谷、阿久津、鵜久森の3人で買い物に行く約束をする。
なぜかその話を聞いていた星崎も参加する意欲を見せる。
一方問題児グループの中で西野(茅島みずき)は、最近おとなしい相楽に嵐の前の静けさのような不気味さを感じていた。
そこへ唐突に化学準備室に江波美里(本田仁美)が呼び出される。
里奈は江波が前日に浜岡修吾(青木柚)から告白されたことを確認し、今後一切彼とは関わるなと警告する。
2023年8月31日裏切られた江波が浜岡をカッターナイフで刺してしまうからだと言う。
「私には居場所がない」浜岡を刺したあと、警察に迎えに行った里奈に江波が言った言葉だった。
里奈は蓮に、自分を突き落とした可能性が高いのが、江波だと伝える。
1度目の人生で江波は1度だけ里奈を頼ったことがあり、その時里奈は真剣に受け止めることができなかった。
だから江波には突き落とされても仕方がないと感じていたのだった。
浜岡の企みと栖原への忠告
約束通り、週末買い物に出かけた3人+星崎。
途中、偶然栖原竜太郎(窪塚愛流)に遭遇する。栖原と一緒にいた人物が栖原のバンド仲間で江波に告白した浜岡だった。
浜岡に誘われて、とある店に赴く一同。そこは里奈や夏穂の行きつけ「べすとほっぷ」だった。
食事を終えて浜岡か帰ろうとした時、里奈が店にやってきた。
浜岡と話をするため、店長の智美に彼が店に来たら知らせるよう頼んでいたのだ。
そして浜岡に江波から一切手を引くように言う。
そのやりとりを見て、星崎はひっそりと録画をはじめた。
怒った浜岡が帰ったあと、里奈は栖原一人を残して話をする。
2023年9月4日栖原が退院直後の浜岡を襲う日だと言う。
江波に淡い気持ちを持ちながら、浜岡の企みにうっすら気づいていながら、面倒ごとを避けるために静観した結果、大変な後悔にみまわれるということを。
一方同じ日、西野、金澤、野辺、江波の4人も買い物に出かけていた。
カフェでお茶する中、江波が「私達、何があっても友達だよね」と確認すると、
「そんなことマジで言う人いるんだ!ってかそんなこと確認する時点で友達なんて破綻してない?」と他の3人に笑い飛ばされてしまう。
居場所
文化祭まで71日。この日D組の出し物が「喫茶店」に決まった。
カフェでの一件依頼、他の仲間と距離を感じてしまった江波は教室で一人だった。
そこへ里奈がやって来て、また化学準備室へ放課後に来るように言う。
化学準備室で里奈が江波に差し出したのは、べすとほっぷでの浜岡が仲間としていた会話の盗聴録音だった。
内容は江波にパパ活をさせて儲けようという話。
里奈ができるのは、江波が最悪な未来を選択しないようにすることのみ。
それじゃあやっぱり自分の居場所なんかない、と江波は学校を飛び出す。
街をぶらつく江波。
ボロボロの江波に栖原からのメッセージが届く。
「月町公園で今日一日いつまででも待つ」と。
月町公園に行くと、栖原が一人で待っていた。
「居場所なんてねーよ。別になくたってよくない?」
「江波が立ってるその場所こそが、居場所だと思えばいい。オレはお前の居場所なんてものになれやしないけど、お前の居場所にはオレがいつだって行ってやれるよ」
栖原の思いにはスグには答えられない江波だが、まっすぐ自分を見てくれている存在に救われたのだった。
1学期終了そして2学期へ
1学期終了。里奈は1周目で起きる自分の死の原因を排除したと考えていた。
とある夏休みの日。相楽の部屋に入って来たのは浜岡だった。
どうやら浜岡の江波に対する行動は、相楽の計画だったらしい。
そしてあっという間に2学期がスタート。
鵜久森、東風谷、阿久津が一緒に勉強しているところへ星崎がPCを持ってやってくる。
見せられたのは、べすとほっぷで盗撮していた里奈と栖原のやりとりだった。
それを見せた上で星崎が言う。
「先生はタイムリープしているんじゃないか?」
一方里奈は緊張していた。
1周目では地獄だった2学期が始まるからだった。
最高の教師4話感想・考察
4話は江波と栖原を救う回
いつでも居場所がないと感じる江波。
原因はほぼあの家庭環境ですよね。
父親は出てこないけど、江波の口ぶりから察するに母親と同じなんでしょう。
出来のいい姉ばかり気にかけて、江波に対してはあからさま過ぎるくらいに「どうでもいい感」がにじみ出てます。
ネグレクトに近いですね。
あれじゃあ居場所がないと感じるのも、自分に自信が持てないのも当たり前かと。
一方栖原の家庭環境は描かれていないので、彼がなぜあんなに挑戦力のない人間に育ったのかは分かりません。
けれど今の日本の教育って、人と一律であることを求めてたり、現状維持ばかりを強いてたりしませんか。
管理する側からすると、楽なんですよねその方が。
でもその結果、みんなと同じ風を装って安心したり、深く考えずことなかれ主義で過ごす人間が育っちゃうんですよ。
今回も里奈の導きで、江波と栖原の最悪な未来は回避できました。
でも居場所がないと泣く江波の根本的な問題は家庭環境にあると思うので、2話の時のように家庭の乗り込むのかと思いましたが、それはなかったので残念でした。
里奈の前で号泣した江波の演技は説得力があってよかったです。
月町公園での栖原の告白シーン。
栖原のセリフが良かったですね!
「オレはお前の居場所なんてものになれやしないけど、お前の居場所にはオレがいつだって行ってやれるよ」
おぉカッコイイ!
そしてその整った横顔に見惚れました。
フラレたけど。
新たな登場人物
さてこの4話で初登場した人が2人います。
1人目、鵜久森叶の母、鵜久森美雪。
なんと吉田羊!
ちょっとしか出てこなかったけど、吉田羊を使ってコレっきりってありえない。
しかも「学校楽しい?」と聞いて娘が笑顔で「うん、楽しいよ」と答えているのに
それに対する表情がちょっと変で違和感を覚えました。
え?ここにも何か闇があるの??
2人目、江波を陥れようとした浜岡修吾。
4話限りの役柄かと思いきや、ラストで相楽と繋がっていることが判明。ビックリ。
今後も里奈の敵として立ちはばかる可能性が出てきました。
怪しさ増し増しの星崎
べすとほっぷでの里奈と栖原の会話を盗撮した星崎。
偶然撮れた、なんて言ってるけど狙ったでしょ絶対。
その会話を聞いたことで里奈がタイムリープしていると勘ぐっていることで、星崎もタイムリーパーだとSNSで盛り上がっています。
確かに怪しい。
とにかく怪しい…
これはミスリードなんだろうか。
きっと今後も星崎くんは怪しい動きをしまくるんでしょうね。
彼の行動も予測不能で楽しみです。
今後は夫と共に?
今までは里奈一人で戦っていた感がありますが、タイムリープを蓮に理解してもらえたことで、今後は2人で対処することがありそう。
予告で地獄の2学期が始まる、とあったのでさらに危険なニオイがします。
里奈が危険な目にあえば、蓮も家で大人しくなんてしないでしょう。
今まで自宅シーンばかりだったけど、ついに学校に乗り込むか⁉
個人的にはぜひ乗り込んで欲しい。
それにしても、言いたいことがお互い言えて絆を取り戻した2人にほっこりします。
なんか見ててうれしい。
最高の教師4話まとめ
4話では2人の生徒の未来を救った里奈。
これで問題児グループからの呪縛から逃れられたのは、鵜久森、瓜生、向坂、東風谷、阿久津、眉村、日暮、江波、栖原の計9人。
星崎は謎すぎて別枠。
ちょうどクラスの3分の1。
そこで1学期が終わり、2学期へ突入します。
里奈が言う地獄の2学期とは?
1周目の2学期では何が起こったんでしょうか。
それから里奈は突き落としの犯人は江波だと考えていましたが、個人的に犯人は江波ではないと思います。
まだ前半だしね。
もっと恨んでた人物がいそう。
現時点で一番里奈に怒りを覚えているのは相楽でしょう。
お気づきですか?
4話でちょこちょこ相楽が映ってうたものの、彼一切言葉を発していないんですよ、今回。
全然しゃべっていないのに、超絶コワイです。
一体どこまでコワくなるんでしょう。
そんな方向でも楽しみなドラマです。
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